私は思春期の子をもつ母親です。子どもが2歳の時からトイレのお作法(拭き方)、お風呂での洗い方、トラブルが起きた時の確認方法(鏡で見る)などを教えてきました。学校では小学校高学年で月経の話がありますが、その前に月経が始まるお子さんもいらっしゃいます。私はハーフ成人式(10歳)前に月経の話をすることにしています。
そのお陰で、私たち母娘は今ではフェミニンケア(フェムケア)があたりまえのケアになっています。また幼いころから性についても日常の中で自然に触れてきたので、オープンに話せる関係が築けています。どんな時でも子どもの味方であってあげたい、娘の傍らでサポートしてあげたい。フェムケアからはじめる性教育は、女性の人生を左右する大切なスタートラインなのです。